タイの映画館利用方法
タイでは、日本と同じくショッピングモール内に映画館がある場合が多いです。
今回は、Major Cineplexで映画を見ました。その体験も含め、タイで映画を見る方法について説明します。
上映中作品を確認する
どのような作品が公開されているかは、行く予定の映画館のホームページを見ればすぐに分かります。
また、Googleマップで最寄りの映画館をクリックするだけでも上映作品と時間を確認できます。
見る作品を決める際、映画がどの言語で上映されるかを確認する必要があります。上の写真の場合、それぞれの作品の音声マークの横に「JP/ET」、「EN/TH」とあります。これは、左側が音声言語、右側が字幕言語を示しています。「JP/ET」なら、音声は日本語で字幕が英語とタイ語です。「EN/TH」は音声が英語、字幕がタイ語です。「TH/ 」のみの場合はタイ語音声で字幕なしです。
外国の作品が多く上映されているタイですが、タイ語吹き替えは滅多にありません。子供向け作品ぐらいです。タイ人になぜ吹き替えにしないのか聞いてみたところ、「それは本物じゃないです」と言われました。これもまた日本との違いですね!
より詳しい音声・字幕説明は↓の画像の通りです。
チケットを買う
見たい作品が決まったらチケットを購入しましょう。チケットの購入方法は3パターンあります。
- 事前購入して映画館で予約画面を提示
- 映画館のカウンターで対面購入
- 映画館の機械で自分で購入
個人的には③の方法をオススメします!
①は会員登録やカード決済など不安がありますし、②はタイ語が話せないと精神的負担大です。③は機械とのやり取りで英語、運が良ければ日本語選択も可能です。座席もゆっくり選べるので、何より焦らず自分のペースでできます。タッチパネルで、直感的に操作方法も分かります。
タイの映画館の特徴として、映画館がガラガラという点があります。いつどこの映画館に行ってもガラガラです。そのため、無理にチケット予約をする必要はないと思います。
購入したチケットには、QRコードが付いています。こちらのQRコードをシアター入口で読み取らせて入場します。
ポップコーンとドリンクを買う
映画館ではポップコーンとドリンクが販売されています。映画館によるのかもしれませんが、大きいところだと映画館の中と外のどちらにも売り場があったりします。私がいつも行く映画館は外の方が混んでいる印象です。タイあるあるで売り場にスタッフがいない場合もあります。いつか来るので、売り場前で気長に待ちましょう。
ちなみに、ポップコーンとドリンクの両方を買うといつも映画のチケットより高いです。上手くプロモーションなどを使うようにしましょう。
ポップコーンは、ストロベリーチョコレート味、チーズ味など個性的なお味の中から選べます。日本の映画館の定番である塩やキャラメルはありませんでした。ドリンクはレギュラーでもかなり大きいです!
ちなみに、ポップコーンで味を2種類選べると言われて選んだら、2つの味を1つの袋に混ぜて入れられました。軽いカルチャーショック!!
そして何故か大きいパワーパフガールズのフィギュアが付いてきました。スタッフさんがドラえもんなど色々ある中から、あなたに一番似合うと言って無料で渡してくれたのですが、サービスなのでしょうか・・・?タイ人に聞くと「それはポップコーンケースです」とのことでしたが、取り口が小さいし中は洗えず、ケースとしては使えなさそうです。
部屋に入る
チケットに書かれた部屋に入室します。最初の30分くらいはCMのため、トイレに行ったり部屋の前のソファでゆっくりしていても大丈夫です。
CMが終わり映画が始まるときには、国歌と国王の映像が流れます。この際、タイ人も外国人も必ず起立しなければなりません。起立しなければ、不敬罪で捕まることがあるので、必ず立ちましょう。最近では、国王に不満があるタイ人は起立しない人も多いそうです。一度だけ誰も起立しない中で一人で起立したことがあったのですが、非常に戸惑いました。どんな状況であれ、とりあえず立っておけば間違いないと思います。
タイで映画を見て思ったこと
今回私はハリーポッターを見たのですが、タイでは過去の名作映画が頻繁に上映されます。自分が生まれる前の作品が映画館で見られたりしてとても面白いです。邦画や韓国映画もよく上映されているのも日本人として嬉しいです。
タイにいると娯楽情報を手に入れるのが難しいですが、映画は誰にも迷惑を掛けず一人で楽しめるため良い気分転換になります。まだタイで映画を見たことがない方は、是非行かれてみてください。